39項目 の アレルギー検査 が1度の採血で可能です。
大好きな春。行楽に野外スポーツにとワクワクしますが、自分(院長)は少しブルーになることが…この時期、鼻水と目のかゆみがひどいのです。
30年以上前になります。まだ自分が医学生だった頃、耳鼻科のアレルギーの実習で「スクラッチテスト」がありました。
「アレルゲン」(アレルギー症状を引き起こす原因物質)を含む試料を皮膚に付着させ、 アレルゲンを皮膚内に吸収させるために、その部位の皮膚を針で引っかいてアレルゲンに対する反応を見るというものです。
多数のアレルゲンに反応した自分を見た実習担当の耳鼻科医師は「この人がいい!」と。「シラカバ」の抗原を含んだ脱脂綿を鼻に突っ込まれすぐに鼻水ダラダラ…同じ実習グループの医学生にかわるがわる鼻の穴をのぞかれるいう恥辱を味わいました(^^;
自分は毎年5~6月頃に「鼻かぜをひく」と思っていて、多数のティッシュを消費して鼻が赤くなったりしていたのですが、どうやらそれは「シラカバ花粉症」であったことが判明。シラカバだけでなく「ハンノキ」や「イネ系」の花粉などにもアレルギーがあることがわかりました。
それからあっという間に30年が過ぎ、桜の咲く2週間前くらいから内服薬を使っておき、本格的に症状が出始めたら点鼻薬や点眼薬で対処しています。天気予報で花粉情報なんかも出るようになったので、花粉の飛散の多い日は外に出る時間を減らすなどしています。自分はまだ裸眼ですが(老眼ですが…)伊達メガネをするのも花粉症対策になります。コロナ以降マスクをするようになったのも花粉症対策として効果ありと実感しています。(シラカバ花粉の1か月前くらいにハンノキ花粉が飛散するのですが、自分は近年その症状も強く、もっと早く対策をしなくてはなりません。苦笑)
話は戻って、現在はスクラッチテストをしなくても、少量の採血でアレルギーの原因物質スクリーニングをすることができ、多種のアレルギー疾患への対応ができます。
『Viewアレルギー39』はアレルギー症状に重要な原因アレルゲン39項目の同時測定が可能な検査。以下の項目を調べることができます。
ハウスダスト/ヤケヒョウヒダニ/スギ/ヒノキ/ハンノキ/シラカンバ/カモガヤ/オオアワガエリ/ブタクサ/ヨモギ/アルテルナリア/アスペルギルス/カンジダ/マラセチア/イヌ/ネコ/ゴキブリ/ガ/ラテックス/卵白/オボムコイド/牛乳/コムギ/米/ソバ/大豆/ピーナッツ/ゴマ/リンゴ/バナナ/キウイ/エビ/カニ/サバ/サケ/マグロ/牛肉/豚肉/鶏肉
シラカバ花粉症が本格化するこれから。この機会に検査してみませんか。保険診療で4,830円+初診料など。結果は1週間かかります。