風疹抗体検査と風疹ワクチンについて

妊娠初期の妊婦が風疹(ふうしん:3日はしか)に感染すると赤ちゃんの耳・目・心臓に影響が出たり死亡したりすることがあります。妊婦さんは、妊娠初期の血液検査項目にに風疹抗体検査がありますが「抗体価が低く風疹にかかる可能性がある」とわかっても妊娠中は風疹ワクチンを接種することはできません。
 
20代の方は子どもの頃に風疹ワクチンを2回受ける機会がありましたが、受けそびれや受けていても1回のみだったり、時間の経過で抗体が低下していることがあります。千葉大などの研究グループによる調査では「20代男女の約半数が抗体不十分で風疹にかかる可能性がある」という結果がありますから、若い世代も自分が抗体が十分あるかどうか確かめて予防することが重要です。
 
風疹はいつ流行するかわからないので、自分がワクチンを受けているか母子健康手帳などで確認したり、抗体検査を受けたりすることが重要です。

1.札幌市風疹抗体検査(無料)
札幌市に住民登録のある方で
①妊娠を予定または希望している女性
②風疹抗体価の低い妊婦(※)の夫・パートナー
(※妊婦が抗体価が低いことが確認されている妊婦 または 抗体検査未実施の妊婦)
は無料で風疹抗体検査を受けることができます。
※過去に風疹抗体検査を受けたことがある方、過去に風疹ワクチンを受けている方、検査により風疹と診断されたことがある方は対象外です。
現住所を確認できる書類(運転免許証、保険証、マイナンバーカードなど)を持参してください
妊婦の夫・パートナーの方は妊婦の母子健康手帳を持参してください。
(母子健康手帳のコピーを持参する場合は「表紙」と「風疹抗体検査の記録」のページが必要です)
「風疹抗体価の低い方」風疹にかかる可能性周囲の方や妊婦さんに感染させる可能性があります。
※ワクチンには 風疹単独ワクチン と 麻疹風疹混合(MR)ワクチン  がありますが、いずれも有料になります。
 当院では 風疹ワクチン:4,950円 麻疹風疹混合(MR)ワクチン:8,800円 です。
女性はワクチン接種後2ヵ月避妊が必要です。
 
2.過去に風疹の定期予防接種の機会がなかった 昭和37年4月2日~54年4月1日生まれの男性の方

風疹無料抗体検査は2025年(令和7年)3月末に終了しました。

「風疹抗体価の低い方」風疹にかかる可能性周囲の方や妊婦さんに感染させる可能性があり、2025年(令和7年)3月末まで 麻疹風疹混合(MR)ワクチンを無料で接種することができました。

令和7年3月末までに検査を受けた「風疹抗体価の低い方」で「ワクチンの偏在などにより接種対象期間内に定期の予防接種を受けられなかった」と考えられる方は特例措置で無料接種の対象となる可能性があります。くわしくはお住まいの市町村にお問い合わせください。